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eduroam
OpenRoaming

eduroamとは

eduroamは大学などの高等教育機関や研究機関において、キャンパス・研究所の無線LAN環境の相互提供・利用を実現する、欧州のGÉANTで開発された学術無線LANローミング基盤です。

日本国内においては国立情報学研究所が主体となり展開されています。無線LAN環境はIEEE802.1Xに基づいて提供されています。加盟している機関の構成員は自身が所属する機関のアカウントで、他加盟機関の無線LANを使用することが出来ます。現在、大学・研究機関等で国内370機関、世界約106か国(地域)がeduroamに参加するキャンパス無線LANのデファクト・スタンダードです。

キャンパス外でのeduroamサービスは世界では空港や主要駅、市街地、博物館などの例があります。国内でも会議施設、カフェ、ショッピングモール、公園等で、導入が進められています。

出典:国立情報学研究所(NII)

利用者の メリット

技術的 メリット

OpenRoaming、Cityroamとは

OpenRoamingは公衆無線LANの相互運用を標準化する世界的な団体WBA(Wireless Broadband Alliance)が提供するWi-Fiを相互接続できる基盤です。

これからの公衆無線LAN接続における業界標準として確立されているPasspoint(Hotspot 2.0)に従った基盤技術を使い、Google ID、Apple ID、Samsung ID、SIMカードなどのIDプロバイダと公衆無線LANの連携が可能となり、すべてのユーザーにシームレスで安全な公衆無線LANの利用を可能にします。Passpointでは安全な無線LANをユーザーが選ぶ必要がありません。SSIDが様々だとしても裏側で、IDプロバイダと接続されていればSSIDを選択することなく自動的に接続されます。認証にはIEEE 802.1Xを利用し、OpenRoamingのWi-Fi 接続は業界標準の非常に高いセキュリティで保護されます。悪意ある者がなりすましアクセスポイントを設置した場合でも、利用者端末の誤接続を自動的に防ぎ、安全を確保することができます。

CityroamはWBA(Wireless Broadband Alliance)OpenRoamingの初期メンバーの一つです。 OpenRoamingに参加している世界中の事業者のプロファイルが、Cityroamの多くの基地局で利用できます。

出典:セキュア公衆無線LANローミング研究会(NGHSIG)

利用者の メリット

技術的 メリット

ライフシードの取り組み

株式会社ライフシードは国立情報学研究所(NII)が提供するeduroam JP(エデュローム ジェイピー)および「セキュア公衆無線LANローミング研究会(NGHSIG)」が提供するJP hubの認証ネットワーク参加企業です。eduroam、Cityroamに対応したWi-FiスポットをHakuba47ウィンタースポーツパーク、ホテル国際21で開催される学会、長野中央通り、長野市、松本市の飲食店等に提供しています。

eduroam,Cityroamを用いた最先端のクラウドサービスとして「クラウドW-Fiスポット」および「クラウドWi-Fi認証サーバー」を開発しましたので、詳細を以下のURLより、ご確認ください。

https://service.life-seed.net/cloud-wifi-spot/

導入事例

クラウドWi-Fi認証サーバー

eduroam Cityroam対応